ジャック天野の懐かしのメロディー

いまでも耳に残っている歌、カラオケで唄う歌

「朝日のあたる家」(The House of the Rising Sun)


The Animals - House of the Rising Sun (1964) + clip compilation ♫♥ 55 YEARS & counting

"The House of the Rising Sun"はもともとアメリカのフォークソングで、ニューオーリンズの娼婦館を歌ったものでした。ですから、オリジナルの歌詞は女性が歌っているという設定でした。The House of the Rising Sunはその娼婦館の名前で、日本語で言えば「朝日楼」でしょうか。この歌を一躍有名にしたのはイギリスのThe Animalsというブリティッシュ・ロック・グループが独特のトーンで歌ってからです。ボーカルはエリック・バードンで、1962年にThe Animalsに参加しました。ただ、歌詞は変えられていて、主人公は少年になっていました。このため、The House of the Rising Sunは刑務所のことであるという解釈になりました。

その後、この歌は多くのアメリカのカントリー歌手や日本の歌手にカバーされましたが、私の印象に残っているのはJoan BaezのThe House of the Rising Sunです。バエズの透明な高音で、The Animalsとはまったくちがう感じのフォークソングになっていました。個人的にはThe Animalsの曲が好きですが、Joan Baezも記憶の片隅に残っている名曲です。