ジャック天野の懐かしのメロディー

いまでも耳に残っている歌、カラオケで唄う歌

ちあきなおみ珠玉のカバー曲「黄昏のビギン」

日本の女性ボーカリストでもうひとり好きな歌手はちあきなおみです。「雨に濡れた慕情」でデビューし、「4つのお願い」、「喝采」、「夜間飛行」、「矢切の渡し」などの大ヒットがあるちあきなおみですが、個人的にはカバー曲の「黄昏のビギン」が大好きです。ちあきなおみの独特のハスキーボイスと高音の美しさ、そして節回しがこの名曲をさらに盛り上げてくれます。もともとこの歌は水原弘が歌ってヒットした歌で、永六輔と中村八大の六八コンビが作ったものですね。水原弘の歌も非常によかったのですが、ちあきなおみが歌うと別世界に連れて行ってくれます。ちあきなおみのカバー曲では「星影の小径」も好きですね。小畑実が歌った大昔の歌ですが、ちあきなおみ独自の解釈による素晴らしい歌になっています。

 

ちあきなおみは夫の郷瑛治(宍戸錠実弟)の死去とともに芸能界を引退し、二度と人前で歌うことはなくなりました。非常に残念でしたが、いまはYouTubeがあるためいつでもちあきなおみの歌を聴くことができますね。

 


黄昏のビギンーちあきなおみ