ジャック天野の懐かしのメロディー

いまでも耳に残っている歌、カラオケで唄う歌

スキーター・デイヴィスの「この世の果てまで」

「この世の果てまで」(”The End of the World”)はカントリー・ポップの名曲です。”Why does the sun go on shining? Why does the sea rush to shore? Don’t they know it's the end of the world. Cause you don't love me any more."という失恋の歌ですね。1962年にヒットしたこの歌はブレンダ・リージュリー・ロンドンなどにも歌われていますが、私はオリジナルのスキーター・デイヴィスの歌がいちばん好きです。スキーターとは蚊=モスキートの愛称で、彼女はもともとデイヴィス・シスターズとしてポップスを歌っていたからです。その後、交通事故で相方を失ってしまったスキーターはカントリー・ウエスタン歌手としてソロで歌うようになり、カントリーとポップスをミックスした歌を次々にヒットさせます。その中で、この「世界の果てまで」は最大のヒット曲となり、ミリオンセラーとなりました。


Skeeter Davis ~ The End of The World (1962)